こんにちは。
りえです。
私は以前は、主観と客観は対立するものだと捉えていました。
そして、主観的に考えるのはよくない、
客観性や論理を大切にしよう、という考え方を持っていました。
相手はどう考えているのか、
何を自分に求めているのか、
どういう出し方をすればそれが伝わるのか、
常に他者視点、客観を考えるようにしていました。
ただ、それが行き過ぎてしまい、
自分の考えを無視してしまう、
自分の意見を打ち出すことはわがまま、
という、自分を押さえつけ過ぎる、
自己犠牲的な考えになってしまっていました。
そこから、自分の内面と向き合うことに取り組み、
自分の素直な気持ちや直感を大切にすることができるようになり、
すごく自由で気楽に行動できるようになりました。
主観や感情って、めちゃくちゃ大事だったんだなぁと、
やっと気づくことができました。
ところが面白いことに、
自分の感情を大切にし自分を満たせるようになると、
今度は、他者の視点や客観性を
更に掘り下げて考えることができるようになる、
という効果が現れてきたのです・・・・!
例えば、
以前の私は、ちょっと自分が下から目線で相手を褒めて持ち上げる、
みたいなことをしていました^^;
人って褒められたり、自分のことを持ち上げられたりすると嬉しいですよね。
仕事で小難しい人とやりとりする必要が出た時、
この作戦はすごく功を奏していました。
でも、これって実際は相手のことを全然尊重してないんですよね・・・。
本心じゃないこと言ってご機嫌を取って
コントロールしようとしているだけ。
しかも自分のことを下げてるから、ずっとやってると
なんとなく自己肯定感まで下がってくるという。
でも今は、自分を下げる、ということはしません。
相手を尊重するために、
自分が下手に出る必要はないと分かっているからです。
本当に、単純にいいな、すごいなと思う部分があれば
口に出します。
ただそれだけのシンプルな話です。
そして、相手がどんなことに興味があるのか、
どんな価値観を持っているのか、
純粋な興味を持って接します。
無理して相手を持ち上げないと、
と思っているとしんどいですが、
興味を持って聞いていくと、どんどん聞きたくなる、
結果として、より相手の視点に立った考えが得られる、
というサイクルが回るようになりました。
主観と客観は対立するものではありませんでした。
むしろ、主観を大切にするほど、
客観を大切にできるようになりました。
主観と客観を自在に行き来する、
そうすると人間関係や仕事の幅が
スルスルと拡がっていくんだなというのを実感します。
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